教採での服装って、ちゃんとすべきなのはわかるけど…
どうせなら面接官に好印象を与えたい!
うんうん、見た目はとても大切。
外見でも中身でも勝負していこう!
服装・身だしなみのポイントを教えるから、参考にしてね!
●教員採用試験の服装やカバンに迷いがある方
●クールビズの際の好印象な服装がわからない方
好印象を決定づける服装
服装だけで「清潔感」「誠実性」を相手に与えることができます。自分の好みではなく、児童生徒・保護者から信頼される服装を意識しましょう。
【結論】スーツとビジネスバッグ
アイロンがかかったスーツに、黒のビジネスバッグが理想です。
先生になってからもスーツは使う
しかし、実は採用が決定してからスーツを着る機会は結構あります。たとえば、学校行事や授業研究会、出張では基本的にスーツです。
持っていない方は、黒か紺のスーツを購入しましょう。
自分に合ったジャストサイズを
サイズの合っていないスーツはとてもだらしなく見えます。見た目から清潔感や誠実性をアピールできるように、サイズ選びはしっかりと行ってください。
①ジャケットはお尻が2/3隠れる長さがベスト!
②シャツの袖がスーツから1cm見えるくらいがベスト!
③胸元にはこぶし一つ分が入る余裕があるのがベスト!
女性も男性もスーツは自分のスタイルに合ったものを最低1着持っておきましょう。
まだ、持っていない方におすすめなのは オーダーメイドのカシヤマ です。
上品なオーダースーツが33,000円~オーダー可能となっており、就活スーツに関しては22,000円で注文できます。
面接官の視点
教員採用試験の面接官は基本的に学校の管理職です。つまり、面接官は「部下としてほしい人材かどうか」を見極めています。
だらしない印象の不潔な人を採用したいとは思いません。面接官の立場を考えて、身だしなみを整えましょう。
試験別のベストな服装
証明写真の服装
面接官が初めてあなたの顔を見るのは、この証明写真を通してとなります。
そのため、ビシッとスーツで決めましょう。特に見えている上半身は、白シャツで黒か紺のジャケットで撮りましょう。
①微笑みの表情
②シャツのしわは目立たないか
③ジャケットの襟は整っているか
男性はネクタイがまっすぐであること、女性は髪が長ければ束ねることも確認してください。
一次試験のときの服装
就職試験のひとつですので、スーツでしっかり決めていきましょう。
受ける自治体によっては、面接がなく、筆記試験のみのところもあります。筆記試験だけなら私服でも正直「不合格」認定はされません。
ただ、周りから浮きますし、面接官に目をつけられる可能性は大きいです。
念には念を入れて、スーツで試験に臨むようにしましょう。
最終試験のときの服装
言うまでもありませんが、スーツで臨みましょう。
二次試験(もしくは三次試験)と進むと、面接や模擬授業といった人物評価試験があります。面接官があなたをがっつり下から上まで見ることになりますので、抜け目なく身だしなみを整えましょう。
よくある質問4選
女性の服装はパンツ?スカート?
結論、どちらでも構いません。私は、模擬授業や場面指導がある試験のときは、動きやすい「パンツ」タイプを選んで受けました。
クールビズのときは、半袖シャツで良い?
辞めましょう。試験や面接といった場では、ふさわしくありません。
クールビズでは、ジャケットとネクタイは無くても良いのですが、シャツは長袖に。
①肌着は必ず着ること
②汗ふきシートを持って行きましょう
③クールビズ用のシャツを着ていくと良い
④ハンカチ・タオルはエチケットとしても持って行く
⑤水分補給はこまめに
肌着を身につけていないと、汗をかくと下着が透けてしまったり、ワイシャツが肌に張り付いてしまったり、不潔な印象を与えます。
クールビズ用シャツでおすすめ襟の形は、ホリゾンタルカラーとボタンダウンです。長袖の白いクールビズ用シャツを1枚持っておくと、夏場のスーツを着用する場面で安心です。
カバンはリュックでも良い?
カバンはスーツに合わせて、ビジネスバッグが一番良いです。同じように靴も、スーツに合わせたものにしましょう。
ネクタイは何色が良い?
派手な色や季節外れの色、柄が大きめのもの、黒・白・金の色を避ければ、基本的にどれを選んでも大丈夫です。
青系ならスマートに見えますし、赤系なら情熱的に見えます。どう見せたいか考えながらネクタイ選びをしましょう。
ヒールの高さは?
ヒールは高すぎないものにしましょう。私は3センチくらいがおすすめです。いつも履き慣れていない人にとっては、これくらいがちょうど良いですし、実際の教員になってから6センチ以上を履いている人はあまりいません。何より靴擦れもしますし、歩きづらいです!
ストライプ柄のスーツでも良い?
ストライブでも問題ないとは思います。ただ、周りは黒の人が多いので目立ちます。また、講師歴のある方などはスーツを既に何着か持っていて、グレーやネイビーで受験されているのも事実です。
スーツの柄や色がよっぽど派手では無い限り、問題ないでしょう。
髪は染めてて問題ない?
派手な髪の色でなければ問題ないでしょう。ただし、いわゆるプリンと言われるような髪が統一感のある色をしていない場合は染め直すなどしましょう。
基準は「教採のときの髪型で、子どもや保護者が『この人は嫌だな…』というイメージが持たれないか」です。一次試験が筆記のみであれば、そんなに意識しなくていいよね?と思う人もいるかもしれませんが、どこで面接官はあなたを見ているかわかりません。
証明写真、一次試験、二次試験と身だしなみはしっかりと整え、抜かりなく挑みましょう!
まとめ
中身ももちろんですが、外見でもしっかり好印象を与えましょう。
人物重視の傾向が強い教員採用試験では、あなたをしっかり見て採用するか決めます。その際に、服装や身だしなみは必ず目にとまるもの。
本番までに身だしなみの基本を抑え、後悔のない試験となるように準備をすることが大切です。