教員から大学職員に転職するには?【元教員が実体験で解説】

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「教員から大学職員に転職したい」——教育の世界に残りながら、部活動や保護者対応から少し離れた働き方ができる大学職員は、教員に人気の転職先のひとつです。私自身、英語教育を届けたくて中学校教員になり、その後営業を経て大学職員へと転職しました。この記事では、いきなり大学職員になったわけではない私の実体験をもとに、リアルなメリット・デメリットとなり方を正直にお話しします。

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なぜ私は教員を辞めたのか(実体験)

私はもともと、「英語教育を届けたい」という思いで教員になりました。ですが、現場に立ってみて、理想と現実のギャップに直面します。

  • 授業以外=部活動に時間を奪われた:英語を教えたくて教員になったのに、実際は部活動に多くの時間を取られてしまいました。
  • 「若いからお願い!」の犠牲:年齢が若いというだけで仕事を振られ、プライベートを犠牲にする場面が何度もありました。
  • 他のキャリアを知らないまま指導する違和感:大学を出てそのまま教員になった自分が、社会の他の道を知らないまま生徒に「将来」を語っていることに、なんとも言えない違和感がありました。もっといろんなキャリアを経験して、自分自身が魅力的な人間になりたい——そう強く思ったのが、転職の一番の動機です。

なぜ大学職員の前に「営業」を挟んだのか

私はいきなり大学職員になったわけではありません。まず民間企業の営業職を経験しました。理由はこうです。

  • ビジネスの仕組みを根本から知らなかった:教員をしていると、ビジネスがどう成り立ち、お金がどうサービスに絡んで人に届くのか、根本的に知らないままでした。まずそこを体で理解したかった。
  • 自分の市場価値を試したかった:営業として自分がどこまで通用するのか、民間で自分の実力を測ってみたかったのです。

結果として、全国1位を何度も取るほどの営業成績を出すことができました。自分の力を証明できた一方で、その会社の営業スタイルは精神的にかなり苦しく、「これは長くは続けられない」と感じました。そこで次のステップとして選んだのが、大学職員です。教育に関わり続けたい気持ちと、安定した働き方を両立できると考えたからです。

大学職員のリアル【良かった点・大変だった点】

良かった点:とにかく”ホワイト”だった

  • 働き方がホワイト:部署にもよりますが、私の場合は非常に働きやすい環境でした。
  • 給与・ボーナスが安定:収入面の安定感は大きな魅力です。
  • 大きなストレスがない:波風が立ちにくく、精神的に落ち着いて働けました。
  • 学生と関われる瞬間がある:ときどき大学生と接する機会があり、教員時代を思い出しながら働けたのは、教育好きの自分には嬉しい点でした。

大変だった点:自由が効きにくい文化

正直にお伝えすると、良いことばかりではありません。

  • 上から言われたことを淡々とこなす場面が多い。
  • 今のやり方を大きく変えるのはあまり好かれない文化がある。
  • 教授が第一という文化があり、自分主導で自由に動くのは難しい。

「自分でどんどん変えていきたい」「裁量を持って動きたい」という人には、物足りなく感じるかもしれません。安定と引き換えの部分だと捉えておくとよいでしょう。

教員経験は大学職員の転職で活きる

私は中途採用で大学職員になりました。選考で強く感じたのは、「教員だった」ことがプラスに働いたということです。大学も教育機関ですから、教育に対する熱い思いや、現場で人を育ててきた経験は、そのままアピール材料になりました。教員としての経験は、決して無駄になりません。

教員から大学職員になるには?「いきなりは難しい?」

大学職員の多くは中途採用(経験者・社会人採用)で募集されます。「教員からいきなり大学職員になれるの?」とよく聞かれますが、教育への熱意と教員経験を活かせば、直接目指すことも十分可能です。

ただ、私のように一度民間(私の場合は営業)を経験しておくと、「ビジネス感覚」や「多様な視点」が身につき、アピールの幅が大きく広がるのも事実です。急がず、自分に合うルートを選べば大丈夫です。大切なのは、在職中から情報を集め、求人を見比べておくことです。

教員からの転職、まず何から?

大学職員に限らず、教員の経験を活かせる転職先はたくさんあります。在職中に転職サイトへ登録して求人を眺めるだけでも、「自分にどんな選択肢があるか」が具体的に見えてきます。元教員が、まず登録すべきサイトを厳選しました。

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教員から大学職員への転職を成功させるコツ

  • 在職中に動く:収入を止めず、焦らず求人を選ぶ。
  • 転職サイト・エージェントに登録する:大学職員の求人は非公開のものもあり、エージェント経由で見つかることも。
  • 「教育への思い」を言語化しておく:教員経験=最大の強み。なぜ大学で働きたいかを自分の言葉で語れるように。
  • 部署による差を理解しておく:働きやすさは部署でかなり変わります。配属の可能性も含めて調べておきましょう。

私が実際に使ったのは「リクルートエージェント」

参考までに、私が転職で実際にお世話になったのがリクルートエージェントです。求人数が業界最大級で、書類の添削や面接日程の調整まで代行してくれるので、在職中で忙しい時期でも効率よく転職活動を進められました。大学職員に限らず幅広い求人を紹介してもらえたので、「まず自分にどんな選択肢があるか」を知るのにも役立ちました。初めての転職なら、登録しておいて損はないと思います。

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教員から大学職員への転職に関するよくある質問

Q. 給料は下がりますか?

大学や年齢によりますが、大学職員は給与・ボーナスが安定している傾向があります。私自身、収入面の安定は大きなメリットだと感じました。

Q. 民間未経験でも大丈夫ですか?

教員からの直接転職も可能です。ただ、民間経験があると視野やアピールの幅が広がるのは確かです。自分の状況に合わせて判断しましょう。

Q. どんな人に向いていますか?

安定した環境で、教育に関わり続けたい人に向いています。一方、「自分主導でどんどん変革したい」という人は、文化とのギャップを感じるかもしれません。

まとめ

教員から大学職員への転職は、教育に関わり続けながら、働き方を大きく変えられる現実的な選択肢です。私は営業を経てたどり着きましたが、ルートは人それぞれ。大切なのは、教員としての経験を強みと捉え、在職中から動き出すことです。あなたのこれまでの経験は、大学の現場でもきっと活きます。

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いとこん

元中学校教員の いとこん です。営業、大学職員を経て、現在は DX コンサルタントとして働きつつ、ブロガーとしても活動しています。本ブログは、主に【教員の入口(教員採用試験対策)】【教員からの出口(転職ノウハウ)】【現職教員へのヒント】を自分の経験をもとに発信しています。

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